忍術学園 取扱説明書


 ※忍術学園は「過渡期」です。いろいろイレギュラー事態多し。


・落乱準拠。ヘムヘムとおシゲちゃんがいません。ごめんねしんべヱ。
・制服は学年カラー。
・今の6年の代から色々変わった。忍たまの友が確立したとか。
・忍たまは1〜6年、各学年いろは3組ずつ。組替えはなし。
・1組10〜12人、1学年30〜35人ほど。毎年卒業生は20人弱。
・くのいち教室は2つ。上級生組か下級生組。13〜15歳が上級生組、10〜12歳が下級生組。
・くのいち行儀見習いの子は長くいても3年。下級生クラス3年、上級生クラス3年だから。
 下級生クラスは、基本は毎年変わらないが、個人に合わせて色々変わる。人数が少ないからできる個人指導。



学園の方針と今の仕組み
 以前はフリーのプロ忍を養成するのが目的だったが、今はあらゆる分野の忍を養成している。
 戦乱が酷くなってきたため、個から集団へ方針を変えた。
 いざって時の独立忍軍を作っているようなものです。
 「学園出身者」という繋がりで、あらゆる分野に情報網を広げたい。
 (1年は組なんてそれの成功例になりそうな)
 行儀見習いな側面に力を入れつつ、各個人に合わせた授業・実習を行う。
 今まさに過渡期なので、「学園長の思いつき」と称して色々やってる。試してる。


 「忍術学園」というステイタス
 就活のある落乱世界ですからぁ〜。
 忍者の就職としては「学園出身者」っていうのはかなりなステイタスになるんじゃなかろか。
 ていうか、忍術学園側はそれを目指してる。成績表が資格証明書的な扱い。
 もう、近年、本気で「資格」項目が出来てればいいと思う。
 実習をどうクリアしたかで資格取得していけばいいと思う。
 そんな成績表が確立して、周囲に浸透したのもここ10年くらいの話。
 基本方針が、以前は「フリーのプロ忍」だったのでわりとオールマイティー優等生型が多かったが、
 近年は「ありとあらゆる分野の忍」になったので、バラエティに富んだ卒業生たちになった。
 これから富みすぎだろうなぁ(ぼそ)。


 進級の仕組み(的な)
 1〜3年までは中間期末と進級試験。ただし進級試験は補習受けて進級できる。
 つまり、3年までは残る意志があればとにかくいれる。
 ていうか、基本的には学園側からの「退学」はない。自主退学もしくは物理的精神的に在学が不可能になるか。

 4年→5年の進級試験が特殊。
 4年生の間に行われる「暗殺実習」と、春休み前の担任との口頭面接を合わせてそう言う。
 5年生への進級条件は「4年生で暗殺実習に参加していること」。
 この暗殺実習の課題、合格条件は「生きて帰って来ること」。暗殺の成功・失敗およびその理由は問わない。
 学園は戦忍だけを育てているのではないので、この実習(そして進級試験)で性格と適性を見ます。本人の自覚もある。
 担任との口頭面接は主に忍の種類とその仕事についてのおさらい。
 つまり、5年からは個人別カリキュラム状態なんです。
 同時に、相変わらず集団実習もあります。
 チーム内団結力を養っていただきたい。
 チーム的に「こいつにこの役はやらせたくない…」って思惑で適性にそって動いてもらいたい。

 ちなみに「戦忍」資格はこの4年生の暗殺実習を「暗殺成功」でクリアしてないと取れないと思われる。
 まあ資格なんかなくったって、そうなるしかない状況ならば戦忍になるものですけど。

 そして私の妄想の中では現6年は歴代で最も卒業生が少ない期(9人)であり、かつ全員が戦忍資格持ちという謎なことになっている。
 つか、期全体が不運で(笑)実戦経験が無駄に多いんだよ…1はの如く。




 人物 (じわじわ増えます)


善法寺伊作(15) 忍術学園6年は組 保健委員長
 旅の薬師(?)の父と、傾城屋の主の娘の母の間に生まれる。ひとりっ子。
 3歳の時、母が目の前で惨殺される。発見されるまで約1ヶ月、遺体と過ごす。
 6歳頃まで父と一緒に旅暮らし。その後定住した街で、長屋のお隣さんが食満家。留三郎と仲良くなる。
 9歳の秋、留三郎が「忍術学園に入る」とか言いだす。
 ・「留が行くならぼくも行く!」
 順調に保健委員人生を送る。現在に至る。とかで終わるわけない。
 ・留とは六年間同室。学園一モノが多い部屋。
 ・「引き寄せ」体質。なんでもかんでも寄せまくる。神も仏も霊も人も業も何でも無差別。
 ・寄せすぎで「いつか起こるかもしれないけど、それが今かよ!?」みたいな不運がたびたび起こる。
 ・しかし本人、超強運。よって命に別条なし。
 ・というわけで本人に「不運」の自覚はないが、周りが言うから不運に見えるんだなーとか思ってる。
 ・父が謎のひと。その謎の仕込みのせいで薬学・医療全般と戦略戦術に才能ありすぎる。
 ・軍師? 何のこと? ぼく医者だよっ!
 ・しかし軍師で忍でないと、目指す「戦医」は実現できないことを理解しつつ目を逸らしている(それでいいのか)。
 ・頭の回転が良すぎて結果的にアホ。




食満留三郎(15) 忍術学園6年は組 用具委員長
 フィギュア職人の父と、四国の豪商の家つき娘の母の間に生まれる。ひとりっ子。
 カケオチ。なのに留2歳の頃に父が失踪。かなりなマザコン。
 6歳の時、隣に善法寺家が引っ越してくる。伊作と仲良くなる。伊作の父に懐く。
 ・自分の母と伊作の父が旧友だった。
 ・再婚しちゃえばとそそのかしてみたが、「そんなんじゃないの」と言われる。ちえ。
 ・自分の父はいつか発見したらフルボッコと決めている(死んでる可能性はないと決めつけている)。
 街中の職人の所にちまちま出入りしていたが、ある日忍術学園の噂を小耳にはさむ。
 強くなって母を守りたい!→忍者ならぴったりだ!→忍術学園に入る!
 ・保父体質。面倒見が良い。よって下の学年・世代とは仲が良いが、なんか友達ができにくい(目つき悪いからか?)
 ・手先がえらい器用。職人たちに軒並み「スジがいい、うちで修行しろ」と言われる。
 ・伊作と六年間同室。ありとあらゆるものを手作りした結果、学園一モノが多い部屋になった(爆)。
 ・幸運体質らしい。伊作と相殺して結果プチ不運(巻き込まれ型)。
 ・頭が参れば体がお役に立つべし(それはジャンルが違う)。
 ・考え込むよりはとりあえず動いてみる。




七松小平太(15) 忍術学園六年ろ組 体育委員長
 ものすごく閉鎖的環境の七松村の総領息子。母の顔は覚えてない。実は妹がいるらしい。
 神がかり的家系。無尽蔵体力・怪力体質。
 怪力制御と友達作りのために父に忍術学園に入れられる。
 忍になろうと思って学園に入ったわけではないのだが、根が素直で好奇心旺盛なもので、
 真面目に授業は受けている。向き不向きで言うなら向いていた。
 ・父は知的儚げ美人。
 ・友達ってどんなもんだろ。でも父上が言うからには楽しいんだろうな。わくわく。
 ・だいぶファザコン。
 長次に躾けられつつ(?)、めげない・へこたれない・いけいけどんどんで順調に進級。
 ・長次と六年間同室。接し方の感覚の一部は父に対するものと近いとか。
 ・教科書で勉強するより、実践・口伝で教わった方が断然覚える。
 ・というか、術自体は理解してるし使ってるけど、術の名前を覚えてない。
 ・つまりペーパーに不向き。
 ・おかげで成績は「なんであんたが六年生なのっ!?」とビックリするくらい悪い。
 ・でも本の扱いはていねい。
 ・器物は破壊しても本は壊さない汚さない折り曲げない放り投げない。てかちゃんと読む。




中在家長次(15) 忍術学園六年ろ組 図書委員長
 拾われ子。南蛮交易船乗組員の家族。兄ひとり弟ひとり。
 家族大事。南蛮貿易関連での護衛になるべく忍を目指す。
 努力がきちんとした結果につながるひとなので、やった分だけ成果があがる。
 こだわっているところとどうでもいいところの落差が激しいので、若干固執的に見えなくもない。
 ・無口は顔の傷が痛むから。傷のうち一つは赤子の時から。
 ・一年の春、ぶっちゃけ小平太に心底ビビった。
 ・小平太と六年間同室。基本は放任。自分のことは自分で。
 ・実は押しに弱い。強面なので押されないだけ。
 ・南蛮語が読める→話せるにランクアップ。努力家。




立花仙蔵(15) 忍術学園六年い組 作法委員長
 武家で公家。なんのこっちゃ。父は御所務め武官、母は落ちぶれ公家の姫。
 ひとりっ子?腹違いのきょうだいはたくさんいるけど会ったこともないよ。
 典型的な感じで家族仲が悪い。父も母も嫌い。半ば家出状態で入学。
 したらあんな家族でも幼少期の教育はそれなりに役に立つもんなんだなとなんかしょっぱい気分に。
 独立手段で忍を選んだのは関わりを切ろうと思えば徹底的に切れそうだったから。
 ・忍にはたぶん一番不向きなタイプの誇り高さ
 ・本質的には結果重視より過程重視
 ・溜めて溜めて溜めてブチ切れるひと。小出しに出来るようになってからなんか落ち着いた。
 同室者がことごとく退学していくなんか微妙な不運に見舞われて、どことなく孤独。
 一年の時から文次郎とはわりと良く組んでて、かついい成果な時も多かったけど
 今一踏み込まない当たり障りのないクラスメイト関係。
 …が、五年で文次郎と同室になった辺りで色々変わる。
 ・野生動物のごとき人との距離の取り方
 ・内に入ると超遠慮が無くなる。
 ・自分からいくのはいいけど、向こうから来られるとかなりビビる。




潮江文次郎(15) 忍術学園六年い組 会計委員長
 漁師一家。わりと貧しいのは父親がアル中だから。
 兄と姉がひとりずつ。マザコンでシスコン。
 父も兄も嫌い。母と姉に守られる感じで学園に来た。
 早く立派な忍になりたい。長期休暇は父をぶち殺したくなる自分との戦い。
 ・真面目。
 ・熱くてまっすぐ。
 面倒見がいいと言うよりは、最後の責任を取る覚悟が出来ているタイプ。
 自分で細かい目標を立てて、それを一個一個クリアしていく生き方。向上心に溢れているとも言う。
 しーかーしー、しし座B型はある意味で傍若無人でフリーダムなものだ。
 ご多分に洩れず、けっこう騒動は起こしている。
 起こす騒動はいいけど起こされた騒動で強く言われると、元が常識人だから結構「え?」ってなって使われる。
 ・ツッコミのはずなんだけどなあ。



 以下順次増えます。