いかにして私は落乱にハマったかの微妙な日記ぽいもの


 某月某日。
 とある友人に何の脈絡もなく「悠樹ちゃんて伊作に似てるね!」と言われる。それどなた。
「忍たまだよ!」
「てことは落乱かい」
 その昔、朝小読者でした。もちろん読んでました。
「6年生だよ!」
「そら知らんわ」
 私の記憶は乱きりしんと土井先生と山田先生、稗田八方斎と利吉さんと庄ちゃんです。


 某月某日。
 給料日後の楽しいお買いもの@本屋にて、平積みの落乱47巻を発見。勢いで買う。
 読む。ちょー面白いー!
 次の日45・46巻を買う。
 全部新刊で買っても3万いかないじゃないかと気づく。
 かくして1ヶ月後には全巻揃う。これってハマったって言っていいんだよね。


 某月某日。
 私がキャッキャウフフしてたのを知ってる母が突然言い出す。
「忍たまのミュージカル観たい?」
 ちょ母上何それ待って。チケット掲示板、恐るべし。
「みみみ…観たい…です」


 某月某日。
 置鮎ファンで落乱持ってて本命は伊作くんだけど何故か話題に留が多い某友人と、
 ヘタリア池袋ジャックめぐりしつつ、なんでか落乱夢小説ネタで異様に盛り上がる。
 しかも親夢。恋愛系よりギャグに行きたい。


 某月某日。
 会社帰りに突入の後楽園。
 客席でアウェー感を味わいビビりつつ観劇。
 面白かったけど、楽しかったし、騒いだけど、何かちょっとモヤっ。
 ていうか旬のジャンルこわい。


 某月某日。
 また別の友人に、落乱にハマったとおずおず告白。
 話していいよ!もうネタもキャラもどこでも来い!(前々からたびたび話してくれていたんだが)
 1のは話題で盛り上がりつつ。
「夏行ったら死んじゃうかなあ」
「でも去年よりは落ち着いたと思うよ」
「だよね、今年はデュラだよね、去年よりマシだよね…」


 某月某日。
 本命が小平太。考えないレベルのとこで好き。
 創作魂に火をつけやがったのが伊作。考えられまくるから好き。
 出会いが出会いなので注目していたのは勿論だが(笑)。
 サイトを山のように海のようにめぐっている。あーはははははサイトがいーっぱーいっ。


 某月某日。
 私は今まで、自ジャンル(シルマリル)にて好みのカプ・話が見つけられないのは
 絶対数が少なすぎるからだと思っていた。
 だってサイト数が全体で120〜130、オンリーやったら60SPのジャンルなんだ。
 とあるカプなんか私しか扱いないんだ。
 違ったんだ。
 私の好みがマイナーなんだ、と気づいた……悲しかった……。
 ううん、嫌いじゃないんだ。好みドンピシャがどこにもないだけなんだ。


 某月某日。
 つまり自給自足なのか(あああああ、また!)と思ってべっこりヘコむ。


 某月某日。
 会社を休んで夏コミへ。
 サークルの多さに半泣きになる。こわい。
 ピンポイント爆撃後、走って逃げる。
 なんか私、WEBでおおむね満足な気がする。
 探せば何かきっとツボる。だが探すのが怖すぎる。


 某月某日。
 創作熱がカッと来たのでカッとなってすごい勢いでプロットを書く。
 やだ私これ読みたい。
 しかしこのジャンルでこの話はアリなのか非常に不安になる。
 うわあああんメジャージャンルなんて初めてだからわかんないよお。
 (一大勢力だったのは指輪であってシルマリルではない(爆))


 某月某日。
 友人からGOサインをもらう。
「書いちゃっていいかなあ」
「書いちゃえ」


 某月某日。
 本当はこのプロットは本にして紙媒体で出してやらんと成仏する気はしないが、
 小心者なのでWEBから始めようと思う。
 本当に本当はマンガで読みたい。実に残念なことに私は絵が描けない。


 某月某日。
 ていうかアニメ一切見てない原作派なんて超少数じゃん。
 どーしていつも自力開拓でどうぞーなんだ。
 リアルに藪こぎするのが悪いのか(趣味っつーか年課が登山)。


 某月某日。
 伊作の設定を真剣に詰める。
 考えすぎて吐き気がする。
 雑渡さんタスケテ。


 某月某日。
 雑渡さんとタソガレドキの設定を真剣に詰めはじめる。
 歳の差を実感する。考えすぎて気持ち悪くなる。
 助けて小平太ぁああ!


 某月某日。
 歳の差。経験の差。思いの違い。自覚のずれ。
 やさしさ。せつなさ。もどかしさ。
 つまり、恋ってこと。
 今回のテーマ。
 とりあえず私はこのプロットをちゃんと書きあげられたなら何かすごい成長できる気がする。

 某月某日。
 はじめました。