タソガレドキ軍 取扱説明書


 深く考える前に知っちゃった→しっくり来た上にそれベースで妄想が繰り広がった→じゃあいいじゃんそれ設定で。
 なんて、超テキトーに考えた結果。つどい設定+妄想です。
 分けて書くと余計にこんがらがりそうなので、つどい設定も私の妄想もごっちゃに「設定」扱いしてます。
 知らなくて知りたくない方は、全部私の妄想だと思って下さい(またそんな乱暴な)。
 ※立場上いるんだけど、顔も名前も不明の人います。(そんな人ばっかりだろうさ)
 ※創作上あだ名っぽいの付けてごまかした人います。(だって書きたかったんだもん)


タソガレドキ忍軍について
 タソガレドキ忍は、全員同じ村の出身。
 ていうか、タソガレドキ忍村がある。あ、忍は里?
 タソガレドキ忍組には、4つの部隊がある。各部隊、役割分担が分かれている。
 んでもって、生まれた家で入る部隊が決まってる。
 =家ごと+部隊ごとで違ったノウハウがあると思われる。部隊の得意分野に特化する。


 組織構成
 組頭(1人)―小頭(各隊1人計4人)―隊員(各部隊24人計96人)―見習い(定数なし)
 ってな組織構成で、雑渡さんには=部下100人↑↓
 隊員は2人1組で各部隊12「組」に分かれてる。忍務の時は最低単位がこの「組」。
 各部隊の「組」を4つ集めて8人の「班」もある。班で動く忍務もある。
 もちろん「部隊」で動く忍務もあるだろう…。「忍組」全員で動く忍務もあるだろな。

・クロワシ隊…戦前工作・諜報活動。
・オオカミ隊…火薬の管理・使用・工作。
・ハヤブサ隊…戦・陣中連絡等、急ぎの伝達の情報管理。
・ツキノワ隊…実戦部隊。血の気多い奴ら。

 ………37巻で土井先生が化けてたのはハヤブサ隊ってことになるのね。てことは。

 各部隊の家には「筆頭」家がある。大体小頭はこの家から出る。
 何せ結婚相手とか教育方法とか色々違うので、多めに出るのはまあ必然?
 小頭は組頭+他の部隊の小頭の指名と、部隊内選挙の結果が一致して選ばれると良いと思います。
 票が割れたら話合いかな。上が。
 だからまあ筆頭家から出るとは限らない。突然超有能人物が現れたらそいつに任せたい。
 忍の里があって家がきっちりしてて、基本的に家族から何人かがお勤めで忍組の部隊に配属されてる。
 ……つーことは、家および里での問題があった場合のまとめ役なんだな、筆頭家は。きっと嫁さんが大変だ。
 里全体での付き合いだから、薄ら年功序列もあるに違いない。
 何せ手も足も出ない赤子の時から皆知ってる(笑)。
 でも上司は上司で部下は部下。割り切れないようなのは忍に向いてないんであろう。
 多分タソガレドキは何かしら対策を講じてくれる。そう信じてる(爆)。


 忍隊と侍隊の関係
 仲、悪い。……たぶん。
 えーと。違った違った。そこで終わっちゃいかん。
 つい最近まで仲悪くてギリギリな感じ。最近(ここ数年)なんかちょっと歩み寄ってるかも。
 ここ最近、兵糧奉行を毎回やってる家老の人が侍大将をうまく宥められる上に親忍組派だとか。
 そもそも殿・黄昏甚兵衛が最近忍を重用しだしたとか。
 そして忍組頭が雑渡昆奈門であるとか。
 そんな理由です。
 あんまちゃんと考えてないです。
 でも件の兵糧奉行くんは妄想しちゃいました(爆)。



 人物


雑渡昆奈門(36) タソガレドキ軍忍組頭
 タソガレドキ忍の里、オオカミ隊筆頭家に生まれる。生まれてすぐ母を亡くす。
 父がオオカミ隊小頭で多忙のため、部下の家や別の部隊の友人宅にしょっちゅう預けられていた。
 ちっちゃい頃はどクール愛想なし(今もぱっと見はそうだろう)だったが、男前かつさりげない気遣いと面倒見の良さで、老若男女問わずモテモテ。
 ちなみに父との仲を四方六方八方から心配されていたが、当人たちにしかわからない謎の交流方法で非常に仲良しだった。
 13歳でオオカミ隊に見習い配属、その直後に父を亡くす。
 15歳で正式入隊、順調に出世し23歳でオオカミ隊小頭就任。
 26歳時、侍組と忍組の融和政策の為、侍大将の娘と婚約。
 が、27歳時、部下の諸泉(尊奈門の父)を救出に行き大火傷。
 生死の境を彷徨い、奇跡的に一命を取りとめるが火傷は完治せず、痕も残った。
 婚約は破棄。しかし周囲は大喜び。
  ・ていうか今も縁談が山のようにある。
  ・きっと雑渡さんはその縁談を尊奈門とか陣内左衛門に押し付ける。
  ・組頭には後継的な意味で結婚してほしいんだけど、アイドル的な意味で結婚してほしくない忍組(アホだ)
  ・「おれは相手の女をコキャッと殺ってしまいそうだ」「先輩こわいです」
 30歳、オオカミ隊に復帰。様子を見つつの31歳、小頭に復帰。
 33歳、組頭に就任。現在に至る。

・大火傷以降、突然おしゃべりになる。ていうか素になる。今まで忍者っぽくしてた(笑)。
・父の変人っぷりをしっかり引きついでいたか…!と上の世代震撼。
・えええええ!?でも…それもステキ!ついていきます組頭!と下の世代魅了。
・色々ダダ漏れになるけど愛されぶりには変化なし。むしろ増した。
・元々めちゃくちゃ好奇心旺盛。忍の理性と有能さで、仕事に支障はない。
・たぶん好奇心で身を滅ぼすタイプ。




山本陣内(41) タソガレドキ軍忍組・オオカミ隊小頭
 タソガレドキ忍の里、オオカミ隊の家に生まれる。
 13歳、見習い配属、15歳、正式入隊とごくフツーのタソガレドキ忍の正道をたどる。
 18歳時、忍務でしくじり、当時の小頭(雑渡父)に助けられる。
 そのまま小頭が亡くなった為、昆奈門に対して恩義と微妙な負い目がある。
 前からちょくちょく昆奈門が家に預けられていた為、元々お兄ちゃん気分だった上にそれなので
 「このひとを全力で助ける…!」な心境が根本にある模様。
 優秀な副官。怒っても怒鳴らないけど怖い。
 昆奈門の火傷治療中、小頭をしていた(本人自称は「代理」)。
 昆奈門が組頭に就任時、
 「じゃあ小頭は陣内ね」「こき使って楽しようとしてますね」
 というほほえましいやり取りがあったとかなかったとか。
 可愛い奥さんと男前な娘が2人(18歳・16歳)、可愛い息子(10歳)がいる。
 殿と昆奈門の無理難題が山積みでなかなか家に帰れない。まあいいや、今度たまった有給を一括で使ってやろう。
・いいひとだ。
・忍びとしてすんごく優秀=No.2タイプ
・いろいろ動じない
・年上の貫録




高坂陣内左衛門(24) タソガレドキ忍組・オオカミ隊所属・組頭付
 タソガレドキ忍の里、ツキノワ隊筆頭家に生まれる。
 父の結婚後15年してやっと授かった待望の子、しかも長男なので、物凄く溺愛される。
 だが本人は、ちょくちょく家に預けられて来てた昆奈門に惚れる。赤子の頃から好き好き大好き。
 ・高坂父はショックのあまり半泣きで雑渡家に殴り込み(笑)
 ・「雑渡ォォォォォオオオ!お前の息子がウチのやっと出来た後継たぶらかしてくれちゃってるんだけどぉっ!?」
 ・「えー僕知らないよ、本人に言ってよ」
 父の心も知らず、順調に恋を募らせる。
 ・「おおきくなったら、こんなもんさまのおよめさまになる!」
 ・残念ながら男同士では結婚できませんというのを理解する。
 ・「じゃあ部下になって、こんなもんさまの役にたつ!」
 ・ウチがツキノワ隊だから昆奈門のオオカミ隊に入れないのを理解する。
 ・納 得 い か な い
 ・「オオカミ隊に入るッ!絶対入るッ!!」
 そんな流れでずーっとずーっとオオカミ隊に入る入る昆奈門の部下になる、
 なれなきゃ死んじゃうとダダこねつつ、勉強もろもろがんばってた。
 ついでに年子の弟に「兄ちゃんはオオカミ隊に入るからな、ツキノワ隊と高坂家は頼んだぞ」と洗脳(笑)。
 13歳になって、見習い入隊も間近の時、
 「そんなに言うならオオカミ隊の子になっちゃいなさいッ!」
 「わかりましたありがとう父上ー!」
 「えっちょっ……今のは言葉のアヤって奴で…」
 とかいうやりとり…ではないでしょうが、オオカミ隊に入隊。
 山本陣内の烏帽子子として元服、ついでに昆奈門のお稚児さんになる(笑)。
 実家側としては勘当扱いで、子孫も含め、相続権その他もろもろ(家伝の技とかあんだろなあ)はありませんが、
 溺愛息子なのでこれはむしろ!と父の願いにより「高坂」を名乗る。
 2年後15歳、オオカミ隊に正式入隊。
 その頃すでに、さすがツキノワ隊筆頭家の血筋、戦闘能力は断トツ。
 ただしイレギュラー隊員なので「組」は「13組」。ペアの相手が毎度毎度違う。
・今は「組頭付」。平たく言えば昆奈門個人の部下的な。
・本人大喜び
・昆奈門バカなとこ除けば普通に有能なひと
・すごく真面目。全力で真面目。
・昆奈門に「陣左」と呼ばれている。他のひとに呼ばれると怒る。




諸泉尊奈門(19) タソガレドキ軍忍組・オオカミ隊12組・13組
 タソガレドキ忍の里、オオカミ隊の家に生まれる。
 10歳の時、父が大火傷で帰ってくる。
 「小頭に助けて頂いた」「小頭は…」と気にしているので、家族の代わりに昆奈門の容態を聞きに行く。
 ・あんまりな容態と山本陣内の口車(笑)により看病役に立候補
 ・「ぼくがおせわしてさしあげますっ!!」
 ・山本陣内、内心ほくそ笑みつつ諸泉家にごあいさつ。借りまーす。
 ・住み込みで昆奈門の看病。文字通りつきっきり。
 ・見舞客はとことん追い返す。
 ・「ばい菌が入ったらどうするんですか!」
 ・当時の組頭まで追い返そうとした。
 ・むしろ武勇伝。
 ・「雑渡はいい仔犬を飼ってるなァ」
 ちなみにこの追い返し事件で陣内左衛門に「尊コノヤロー」って思われてる。
 13歳で見習い入隊、15歳で正式配属。組は「12組」で相方がちゃんといるけど、
 最近は「13組」扱いで陣内左衛門と組んでることが多い。
 陣内左衛門を「先輩ってホントに組頭大っ好きだなぁ」とか思ってるけど、
 その実自分だって好きっぷりはなかなか負けてないことに気づいてない。
・自分の名前は相当気に入っている。
・オオカミ隊では2番の実力(自覚なし)
・詰めはわりと甘い(若いから)。
・バランスがいい。わりとオールマイティー。












こっそりおまけ的な。



 (こう)
↑は愛称。異称に「虹火花の狼」。
 3代前のタソガレドキ軍忍組オオカミ隊小頭。雑渡昆奈門氏の実父。23年くらい前に死去。
 火薬研究に長ける。花火をばかすか上げるのが夢だったんだけど、硝石が高いからやらない。
 火花の色を変えて合図に使ったらいいんじゃね、とか思っている。
 大男。印象はド派手。普段着は女装。
 でっかい男が普通に女装するもんだから、なんだか非常にドラァグ・クイーン。
 派手な打掛とかを男物の上にずるずるひっかけたりもしてる。
 一人称は「僕」。口調は昆奈門とほぼ同じ。
 死に方の希望は爆死。山本陣内を庇って負傷、追手もろとも爆死。
・超・家族大事の家族大好き!だけど周囲には誤解されてる。
・「僕の愛は昆に理解されてるからね。いいよ」
・ぬらりくらりしてる。
・親友の冬をからかうのが趣味。
・「ねえ太郎丸いっそウチに頂戴よ」



 (とう)
↑は愛称。
 2代前のタソガレドキ軍忍組ツキノワ隊小頭。高坂陣内左衛門氏の実父。
 現在は隠居、と思いきやタソガレドキ軍忍組体術師範。
 超ミニマム。ちっこい。でもすげー強い。
 実は双子で、ちっちゃい方だった。兄弟は育たず死んだ。
 超小柄ながら体術は天下一品。敵う者なし。
 虹と歩いてると、でーっかい女装男と漢らしいちびなので、非常に何だかほほえましいことになっていた。
 血の気がめっちゃ多い。情熱家。短気で直情型。感情の起伏が激しい、けどすぐ冷める。
 ギャンギャンの冬とぬらりくらりの虹。名物コンビ。
 実動部隊の長なので忙しく、綺麗な奥さんと可愛いイチャイチャしかしてなかったのでずっと後継ぎが出来なかった(笑)。
 陣左が産まれて(幼名:太郎丸)、奥さんと余計にラブラブしてたら次郎丸(今の高坂家当主)ができた。イェイ。
 後継長男が昆奈門に惚れてる(ちーっちゃい頃から!)に衝撃を受け、雑渡家に殴り込み。
 頂戴とかフツーに言われて虹コノヤロー。
 虹が死んでから、何かと昆奈門を気にかけている。
 最終的に陣左もくれる。超泣いた。陣左にはウザがられた。